旅するボタン屋 更紗屋雑貨店のmeiko(@zazie7)です。
私のフランスの滞在目的はそう、蚤の市などを回って
ビンテージのボタンや雑貨を仕入れることなのですが、
冬のフランスの田舎では、はっきりいって蚤の市が少ない!
ヴァンヴやクリニャンクールのように、
パリには毎週定期的に開催される蚤の市やアンティーク・ブロカントのマーケットがあるのですが…私が滞在しているエリアでは月に1回あるかないかというレベル。
蚤の市めぐりが目当てなら、断然夏のヨーロッパがお勧めです!
でもそんな中、ブルゴーニュでも大きめの街であるオーセールで、
ブロカントが開催されるということで行ってみました。
オーセールの蚤の市で見つけたフレンチブロカント
蚤の市の会場に着くと、興奮してつい写真を取るのを忘れてしまう私。
今回もうっかり、マーケット会場の写真を撮り忘れてしまいました…
というわけで、戦利品のみ…
出店者数50ほどの蚤の市。
会場に着いたのも遅かったのであまり期待はしていなかったのですが、
ちょこちょこ可愛いものが見つかりました。
ブルボン社製のフレンチキーホルダー2つに、古い鍵
革の装丁が美しい古い本…
古いメダイユや、ホーリーカード。
細工が美しいレターオープナーは、ルルドの聖女がモチーフになったもの。
ボタンも少しですが見つかりました♪
別の日に見つけた他のメダイユたちと合わせて…結構集まりました😊
突然の友人宅訪問、そしてランチ
蚤の市の会場を回っている間、車で待ってくれていたパートナーは
近くに住む友人家族に連絡を取っていました。そして
「オーセールに居るならうちで一緒にお昼を食べない?」
というお誘いが。
「Meikoは行きたい?」と聞かれ、二つ返事でもちろん行く事に♪
急に親しい友人を家での食事に呼んだり、呼ばれたりする文化に、
私もはじめは驚いていましたが、
この気楽な関係がとても心地いいなと感じるようになりました。
タイ出身のスーが、さらさらっとグリーンカレーを作り、
パートナーがサラダを作るのを手伝っている間、
私は8歳の息子さんのお相手をする係。
彼の英語のスキルアップのために、英語で会話すると喜ばれるんです。
フランス人とタイ人のハーフの彼は、
8歳なのにフランス語・タイ語・英語を話せる好奇心旺盛なお子さん。
あまりに英語が上手なので、どうやって覚えたのかとスーに聞くと、
「ペッパピッグ」(Peppa Pig)をYoutubeで見て覚えたのよ、と言っていました。
日本語版もあるみたいですが、
子供さんには最初から英語版を見せると案外はまってくれるかもしれませんね♪
出来上がったグリーンカレー。
レシピも教えてもらいましたが、スーのカレーは絶品なんです♪
フクロダケも入ってる!
そして、デザートにはまたしてもガレットデロワ(笑)
私がフェーヴが大好きだと話すと、
スーがこれまでに集めたコレクションを見せてくれました♪
ディズニーキャラクターのフェーヴや、クッションの形、
おいしそうなエクレアの形のものも。
さらに「Meikoにおみやげ!」いくつかプレゼントしてくれて…💕
私のコレクションが増えました😊
友人らと一緒に食後のお散歩〜オーセールの街歩き
お腹がいっぱいになり、ひと段落したところで、
みんなでお散歩に行く事になりました。
スーの家族はオーセールの街の中心部に住んでいて、
家を出た途端、旧市街の古い街並みが広がるのです。
車が入ってこない細い道は、お散歩にぴったり。
迷路のように入り組んだ街は、歩いていてわくわくします。
こんなに細い路地もあるんです。
かわいいお家の入り口のドア…何気ない風景に惹かれます。
ピンクの壁がかわいい家…
エンジェルがかわいらしい看板。
「VERRIER」というのは、ガラス作家さんを意味するのだそう。
ステンドグラスなどの製作やペインティングをされる方がいらっしゃるのかも。
以前は馬の水飲み用だったのかな…
古い石造りのプランターがあちこちにありました。
丘の上まで上がると、なんとなく決めた(笑)目的地のサンジェルマン修道院に到着。
入り口には、かわいい猫さんがいました。
この猫さん、どうやらドアが開くのを待っていたようで…
ちゃっかり、修道院併設の博物館の中に入って行きました(笑)
最も古い部分は6世紀に建造されたというサンジェルマン大聖堂。
雰囲気のある回廊の奥は博物館になっています。
建物を構成する壁や柱に施された彫刻にも見とれます…
発掘された遺構から出土した、古いタイル。
他にも、ローマ時代のものと思われる装飾品や地下の墓室なども見学できて、
無料なのにとても見応えがありました。
博物館を出ると、これまた無料のコンサートが始まるところだったので、
飛び入りで見ていくことに。
チェロ・フルート・ボーカルのシンプルな構成で、バッハなどを演奏。
たっぷり1時間半、聴きごたえがありました。
大満足して出口へ向かうと、さっきの猫さんがカウンターに!
どうやらここの看板猫のようで、受付でグッズまで売られていました(笑)
友人らと過ごす、何気ない週末
蚤の市からスタートした日曜日。
他には何も予定はなかったはずが、
いつの間にか友人らと食卓を囲み、語らいながら街を散歩して
博物館を見学し、街中のコンサートを楽しんで…と
気がつけば、盛りだくさんの1日になっていました。
1セントも使うことなく、こんなに充実した時間が過ごせることが
豊かさ、と言えるのかもしれないと思えた日でした。
今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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