週末はマルシェへ！フランスならではの買い物を楽しもう

Bonjour!
旅するボタン屋、更紗屋雑貨店のmeikoです。

先日、やっと、念願叶って、隣町のマルシェへ行ってきました。
今回はその時の様子をお伝えしますね♪

ブルゴーニュを流れるヨンヌ川。
その河畔にあるJoigny（ジョワニー）の街。
夏になるとヨーロッパ中からボートで旅をする人々で賑わいますが、さすがに冬は静かです。

朝9時。静かな川面に街が映えていました。
冬のどんよりとした天気から、少しずつ晴れの日が増えて春の訪れを感じます。

右側にあるのが目的地のマルシェ。

まるで鉄道の駅のような外観の建物。
この中で毎週土曜日と水曜日の8時〜12時まで、マーケットが開催されています。

中はこんな感じ。
冬場だからか、ちょっと出店者もお客さんも少ない感じ。
けれど、どのお店でも何かしら買う人と売り手が会話する姿がみられました。

テーブルのブースでは野菜や果物、地方の特産品など。
そして看板を掲げた固定の店舗では、肉やチーズ、パンなどが売られていました。

まず私たちが足を止めたのは、ドライフルーツやオリーブの実などを売っているブース。
品定めしていると、「これ食べてみて」とデーツ（なつめ）を手渡してくれました。
ちょっと苦手なので恐る恐る口にしましたが、とてもしっとりとして上品な味わいでおいしかったです✨（買いませんでしたけどね…💦）
ここでは味付きのオリーブを300g（100g2ユーロ、お安い！）と、パウンドケーキを作るときに入れるドライフルーツを少し購入しました。

次に立ち寄ったのは、はちみつを売っているブース。
私が滞在しているヨンヌ県は森や畑も多いので、養蜂家さんもたくさんいます。
みつばちマーヤのようなキャラクターがかわいいポットには、いろいろな種類のはちみつが。
1kgで11ユーロ（約1500円）〜なのでとてもお安く感じます。
特に私たちのお気に入りなのは「Miel de Printemps」（春のはちみつ）。
白っぽい、まるでクリームのようなマットな色が特徴なのですが、どちらかというとバターのようなこっくりとしたテクスチャー。
そして優しい花の香りと、とけるようにマイルドな甘さが絶品なのです。

ちなみに「Miel d’été」（夏のはちみつ）もあるのですが、こちらはヒマワリの花など夏に咲く花から蜜を集めたもの。色味も味わいも全く違います。
他にも「森のはちみつ」「ラベンダーのはちみつ」、もちろん「アカシアのはちみつ」など、とにかくいろいろな種類が楽しめるのもフランスならでは。
スーパーでも売られているので、お土産にもおすすめです。

袋に入っている黄色のつぶつぶは何かというと、ビーポーレンと呼ばれる「花粉だんご」。
そう、みつばちたちが脚にくっつけて巣に持ち帰る、あれです。
蜂の幼虫のごはんになるものだそうですが、健康食品としても人気なのだそう。