こんにちは!更紗屋雑貨店のmeikoです。
ここでは、2018年5月〜6月に訪れたヨーロッパ旅行の様子をお伝えしています。
さて、ピーターシャムナーサリーを後にした私たちは、Airbnbホストのアントニーさんがくれた地図を頼りにリッチモンドパークへの散策へと向かいました。
これがアントニーさんが書いてくれた地図。
オススメのパブやアイスクリーム屋さんもメモしてくれました。
「最近家族で行ったんだけど、キングサリのゲートが綺麗だったよ!行ってみたら?」
そう言いながら見せてくれた写真には本当に見事な黄色い花のゲートが写っていたんです。
これは行かねば!
リッチモンドパークを目指してナーサリーを出てしばらく行くと、こんな草原が広がっていました。
これはパブリック・フットパスと言われる通行路で、農場や牧場を人が歩けるようになっているのです。
イギリス人はフットパスを歩くのが大好き。
犬を散歩させたり、ランニングしたり、友達同士で会話しながら歩いたり…とにかくよく歩いている姿を見かけます。
私もイギリスを旅するようになってからはこのフットパス歩きが大好きになりました。
日本では大きな看板や無粋な柵などが設置されそうなものですが、そのようなものが見当たらないのにまず感動します。
まるで時間が止まったかのよう…
絵本の風景の中を歩いているような感覚を味わえます。
iPhoneにあらかじめダウンロードしておいたGoogle Mapのお陰で、リッチモンドパークに近づいてきました。
天気が良ければテムズ川も望める素晴らしい眺望が楽しめるそうです。
バラもラベンダーも、今年はちょっと遅めかな…?
リッチモンドパークに行く途中、アントニーさんオススメのパブを発見したので一休みすることにしました。
Roebackというお店。どうやらパブフードの評判も高いみたいです。
今回はお腹がいっぱいだったので、飲み物だけ頼むことにしました。
パブの雰囲気は大好きなんだけれど、お酒があまり飲めない私。
そんな私に、イギリスに来るようになった頃、当時部屋を貸してくれた人がオススメしてくれたのが「シャンディ」という飲み物でした。
これは、ビールをサイダー(キリンレモンみたいに甘い炭酸水)で割ったもの。それを通常の1パイントではなく、ハーフパイントにしてもらいます。
1パイントは約470mlなので、235mlくらい。
この量なら、そう酔っ払うこともありません(笑)
カウンターにいるスタッフに、
「ハーフパイント オブ シャンディ、プリーズ」
と伝えて、その場でお金を支払えばOK。大体3ポンドくらいでした。
この時、ベースにするビールを選べるのですが、どれがいいか解らない時は苦味が少なめの「エール」がおすすめ。大抵、シャンディを頼むとラガーがいいかエールがいいかをバーマンに聞かれると思います。
お金を払ったあとは、好きな場所で飲みます。地元の常連さんがバーマンや隣り合った別のお客さんと話しながらカウンターで飲んだりする姿もよく見かけます。
少し減っているのは、待ちきれずつい一口飲んだ私のグラス♪
たくさん歩いてのどがカラカラだったので、冷えた甘いビールは美味しかったです。
パブを出て、再びリッチモンドパークを目指して歩きます。
ゲートを入ってしばらく行ったところには、こんなお花畑が!
さらに進むと「The John Beer Laburnum Walk」という標識のかかったアーチが現れました。
ちょっとピークはすぎてしまっていましたが、所々まだキングサリが残っています!
キングサリ=金鎖。キバナフジとも呼ばれるそうです。
バーンズリーハウスというマナーハウスのガーデンで、この花のことを知って以来
いつかその花が咲いているところを見てみたいと思っていたので感激しました…
訪れたのが5月25日。このあたりでは5月中旬頃が見頃なのかもしれませんね。
リッチモンドパークはとにかく広大!
今回は一部しか歩きませんでしたが、
野生の鹿がいたり、いろいろなフォトジェニックなスポットがあって、
街中の公園とは違う景色や楽しさを味わえます。
ウェブサイトで情報をちゃんとチェックしてから行けばよかったな〜と後で反省(笑)
またぜひ行ってみたい場所です。
https://www.royalparks.org.uk/parks/richmond-park
さて、来た道を戻り、近くのバス停からリッチモンドの街へと戻ります。
また一休みしようということで、これまたアントニーさんオススメのジェラート屋さんへ。
可愛い路地を進んだところに、そのお店を発見。
小さなお店ですが、地元っ子たちに愛されている雰囲気満載!
1スクープ3ポンド50ほど。
私はごろごろと果肉の入ったチェリーを食べました♪
どんどん溶けていってしまうので慌ててて写真を撮れなかった…(笑)
地元をよく知るロコからの情報が、旅をより楽しく豊かにしてくれますよね。
この日のスマホの記録を見ると、いつのまにか10.3キロも歩いていました!
疲れないのは、旅でハイテンションになっているからかも…?
それにしても80歳のマダムも同じ距離を歩いていらっしゃることに驚きです。
なんども「お疲れはないですか? 大丈夫ですか?」とお聞きしたのですが、
家に帰るまでずっと元気に歩いていらっしゃいました。
さて、明日は土曜日。
ポートベローのマーケットと、ロンドンの街中へ行ってみるつもりです。