旅するボタン屋 更紗屋雑貨店のmeiko(@zazie7)です。
2020年2月21日、2ヶ月の滞在を終えてフランスから日本に帰国しました。
1月からコロナウイルスの影響で、国際間移動が少し心配だったのですが、
私が利用したパリ〜ヘルシンキ〜関空ー伊丹空港〜鹿児島間では特に、
厳しい検疫などはこの時点(2020年2月20〜21日)では行われていませんでした。
とりあえずは何事もなく帰国できてよかったのですが、
今後の様子次第では、日本からヨーロッパへの出国も難しくなるかもしれないので、少し心配ですね…
ともあれ、楽しかった空の旅。
今回は初めてフィンエアーを利用しての帰国でした。
そこで、シャルル・ド・ゴール空港の第2ターミナルや、
エコノミークラスの機内食の様子や感想を
1)シャルル・ド・ゴール空港〜ヘルシンキ間
2)ヘルシンキ空港〜関西空港まで
2回に分けてレポートしていきますね♪
シャルル・ド・ゴール空港第2ターミナルへ
搭乗予定のAY1572便は10時50分発。
そのため、空港にはおよそ4時間前の午前7時ごろに到着しました。
いつもはアジア方面行きの飛行機にのるため第1ターミナルを利用するのですが、
ヨーロッパ内のフライトは第2ターミナルからの出発が多いようです。
CDGはターミナルが複雑なので、必ずチケットを確認してどのターミナルから飛行機が出るのかを把握しておきましょう。
荷物預けカウンターがオープンするのは8時からということでしばらく待機…
シャルル・ド・ゴール空港(以下CDGと表記)はフリーのWIFIが割とつながるので、スマホでインターネットやSNSを使って時間つぶしができるのも嬉しいです。
空港のピクトグラムってなんだかかわいいですよね😊
フィンエアー荷物預け時にトラブルが…
午前8時過ぎ、ミーティングを終えたスタッフがカウンターに立ち、チェックインと荷物の預かりが始まりました。
私はしっかり計量した23キロのスーツケースを2個、そして
キャビン用の小さなスーツケース、PCが入ったバッグを持っていました。
すると、ここで問題発生。
スーツケース2個の重量は問題なかったのですが、機内持ち込みができるスーツケースの重量が3キロオーバーだと言われたのです。(測ってみたら11キロありました)
今まで長距離線でキャビンの荷物の重量を量られたことがなかったので、油断していました。念のためフィンエアーのホームページを確認して、持ち込み可能なのは8キロまで、というのも記載されていたのですが…
「まあなんとかなるでしょ」と思って、気になりつつもちょっと重ためのコロコロを引っ張っていったのです。
私が戸惑っていると、
「じゃあ、今回は預け荷物として預かってあげる」とカウンターの女性。
とりあえず、「捨ててください」と言われなかったことにはほっとしましたが…そのコロコロには、絶対に割りたくない食器などのアイテムを詰めていたんです。
空港で雑に扱われるスーツケースの動画などを見て以来、預け荷物が心配になった私。
できれば持ち込みたい…と思いつつも、PCを入れた手荷物のバッグもほとんどいっぱいいっぱい。
私は覚悟を決めて、小さなスーツケースもカウンターで預けることにしました。
ざっくりとだけれど、割れ物は梱包材で包んであるし、ここは空港スタッフを信じてみることにしよう…
こんな心配をしないように、機内持ち込み荷物の制限はしっかり守った方が安心です。
私はたまたま運が良く、オーバー分を見逃してもらえましたが、
スタッフの采配次第では廃棄や追加料金を支払わなければならない場合もあります。
荷物の重量制限は、区間や航空会社によって変わってくるので、
心配な場合は、必ず利用する会社のホームページを確認することをお勧めします。
免税エリアのPAULで朝食を調達 その価格は…?
大きな荷物を預け、手荷物のみになった状態でセキュリティチェックを終えると、すぐに免税品店やカフェが広がるエリアに来ました。
なるほど、EU間の移動だからパスポートコントロールがないんですね。
この時点で朝9時すぎ。
早朝5時に家を出た私はお腹が空いていました。
そんな時においしいデニッシュのバターの香りが鼻先をかすめ…
見ると日本にも出店している人気のブランジェリー、PAUL(ポール)が。
「フランスともしばしお別れだし、最後にPAULのクロワッサンを食べよう」
と、PAULの列に私も並ぶことに。
小さなバゲットを1本使った「サンドイッチ」が5.9ユーロ。(約700円)
ファラフェルが入ったサラダ、7.9ユーロ(約950円)
デザートと飲み物がついたMenuは11.5ユーロ(約1,400円)
実はフィンエアーのヨーロッパ内のフライトには無料の機内食がなく、
ドリンクのみの提供なのです。
有料のメニューを事前にサイトでチェックしたのですが、
ちょっと割高でチョイスも少なくて個人的には残念…
そのため、ランチタイムをまたぐフライトの場合は、このPAUL等で食べ物を調達してから搭乗するのもお勧めです。
大好物のパン・オ・ショコラと迷いましたが、
今回私が購入したのはこちら。
クロワッサン(1.5ユーロ)とブルーベリーのヨーグルト(3.1ユーロ)。
なんといってもこのヨーグルトのポット、
テラコッタを黒くペイントしたものに、PAULのロゴが入っているのです✨
中身を食べて、もちろんポットは洗って持ち帰り!
フランス最後の、自分へのお土産ができました♪
いよいよAY1572ヘルシンキ行きに搭乗…
搭乗した機内は満席に近い状態。
2020年2月の時点では、マスクをしている人はほとんどいませんでした。
フィンエアーで気になっていたもの…それは機内販売のアイテム!
フィンエアー限定の柄はお土産にもおすすめ。
免税価格で、日本の店頭で買うよりリーズナブルな価格なのが嬉しいですね♪
こちらは機内食の有料メニュー。
写真で見るとおいしそうなんですけど…
結局、お昼ご飯にはこちらを食べました!
家主さん宅にあったバゲットに、カマンベールチーズをたっぷりはさんだシンプルなサンドイッチ。これがまた、おいしいんです…
しばらくお別れするフランスの「いつもの味」を噛みしめるように、じっくりと味わいました。
そして、途中でサーブされたのがこのコーヒー。
「KIVET」(キヴェット=石)という名前がついたマリメッコ柄の紙コップとナプキンがついてくるだけでテンションが上がってしまう私…
KindleにDLしておいた雑誌を読みつつ、時々窓の外を眺める昼の空の旅も
まったりとリラックスできて好きです。
まもなく着陸、という時に撮った写真。
まさに「森と湖の国」……いつかゆっくりと旅してみたい国のひとつです。
ほぼ定刻通りに、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。
「トランスファー」(乗り継ぎ)の道順に従って進んで行くと、そこには乗り継ぎ便利用客にも嬉しい様々なお店が充実していました!
コロナ直前、2020年2月のヘルシンキ・ヴァンター空港の詳しい様子と、ヘルシンキ→関西空港へのフライトレポートはまた次回お届けします♪
今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!