かんたん！タイカレーペーストで作るマッサマンカレー

Bonjour!
フランス・ブルゴーニュに滞在中の旅するボタン屋、meikoです。
早いもので今回の滞在もあと20日を切りました。あっという間ですね…

ところで、フランスの学校は今、「冬休み」なのです。
2週間ほど学校がお休みになるのですが、この時期になるとスキーに行く家族も多いため「スキー休暇」とも呼ばれるのだとか。
（ついこの間、クリスマスの時期も10日間位お休みじゃなかったっけ…？
休みが多くてフランスの子供たちが羨ましいです✨）

そのため、家主さんの16歳の息子さんが家にいるので昼食を用意するのですが、彼は「お肉の皮や脂が苦手」。
「形のある」牛肉や豚肉、ベーコンを口にせず、食べるのはひき肉類やハム、ウインナー…そして「鶏ささみ」。

幸い野菜は大好きで何でも食べるのですが、どうしてもメニューのバリエーションが広げられずに困ってしまうのです。

そんな中で私が作るのは大抵「カレー」。
それも、30分ほどで作れるタイカレーがメインです。
日本から持ってきたルウを使っていわゆる日本的なカレーやシチューも作ってはみたのですが、脂っぽくてヘヴィだそうで家主さん宅では不評💦

普段、日本でも困った時はよく作るのですが、
「タイカレーって難しそう」という声をよく聞きます。
実は、タイカレーペーストさえあれば、30分ほどで簡単にできてしまうのですが
意外に知られてないのかも…？

という訳で、今回は少ない材料でぱぱっと作れる
「meiko流適当タイカレー」の作り方をご紹介しますね♪

【材料】5〜6皿分
・お好みのタイカレーペースト（今回はマッサマンカレーを使用）大さじ1〜1.5
・お好みの肉（今回は鶏のささみ肉を使用）3〜500g
・お好みの野菜：なすや大根、たけのこの水煮などもおいしいです
今回は大きめのズッキーニ3本と玉ねぎ1個を使用
・にんにく：ひとかけ
・ココナッツミルク：200ml程度（今回は紙パックのものを使いました）
→豆乳や牛乳でもOK。または、水だけでさっぱりに仕上げてもいいです。
・水　200ccほど
・サラダ油　大さじ1
・塩　小さじ1

【お手軽マッサマンカレーの作り方】

1）鍋にサラダ油を入れスライスしたにんにくを香りが立つまで炒める

2）粗めにみじん切りにした玉ねぎを入れ、透明になったら一口大に切った鶏肉と塩を入れて表面が白っぽくなるまで炒める

3）肉の表面の色が変わったら、タイカレーペーストを入れて肉全体にまぶすようなイメージで炒める

4）ペーストが全体に満遍なく行き渡ったら、水100ccほどを投入して蓋をして中火で5分ほど蒸し煮にする

5）食べやすい大きさに切った野菜と、残りの水100ccを入れて煮込む
火の通りやすいズッキーニやなす、パプリカであれば10分ほどでOKです。
じゃがいも等、煮崩れしやすい野菜はレンジで柔らかくして最後に加えるのがいいかもしれません。

6）野菜に火が通ったら一旦火を止め、ココナッツミルク（牛乳や豆乳の場合もここで）を入れ、軽くかき混ぜてから中火でくつくつと言いはじめるまで煮込んでできあがり。
★ココナッツミルク等を入れた後で沸騰させてしまうと分離して風味が落ちるので、最後の仕上げ的に入れるのがおすすめです。上品な味わいに仕上がりますよ！

←タイ人の友人が鶏の骨つき肉でグリーンカレーを作ってくれた時は最初からココナッツミルクで煮込んでいたので、そちらが本式だと思います（笑）