鹿児島&ブルゴーニュ暮らし
フランス

ブルゴーニュの青い空

こんにちは!旅するボタン屋、更紗屋雑貨店のmeikoです。

フランスと日本の二拠点をするようになってから、「いいですね、パリですか?」とよく問われます。

私の滞在する場所はパリから南へおよそ200キロ南下したブルゴーニュの一角、ヨンヌ県(Yonne, 89)というエリアになります。

県都オセール(Auxcerre)は人口約35,000人の街。ヨンヌ県全体でも35万人なので、鹿児島市の人口の約半分しか住んでいません。

日本人にはあまり、というかほとんど知られていない街ですが、ローマ時代の遺跡やヨンヌ川沿いに建つサンテティエンヌ教会やサンジェルマン修道院などの歴史的建造物や、市内中心部には古い街並みも残っています。

修道院で発掘された古い時代のタイル
梁が剥き出しになった古い造りの家並みも残る

近隣にはワインで有名なシャブリや、世界遺産でもある古都ベズレーなどもあり、観光の拠点にもなっている街です。ロワールの古城や、ジアンなど陶磁器の街へも比較的行きやすいエリアでもあります。

このオセールから車で20分ほどの所にある小さな村に、私は滞在しています。

フランスは農業国と言われますが、パリを出るとそれを実感します。このエリアは穀倉地帯でもあり、村の周りには大麦、小麦やビーツ、大豆など、さまざまな畑が広がっています。

ちなみに、この上の写真はちょうど去年の今頃撮影したもの。麦を植えたばかりで、秋なのに青々とした新芽が広がっていました。麦の収穫は夏。その後すぐに、翌年に向けて種がまかれるようです。秋と言ったら金色の稲穂や紅葉した山々を連想しますが、この風景はちょっと意外でした。(Windowsのデスクトップ画像みたいだといつも思ってしまいます😆)

秋空に、すっかり葉を落とした木々のシルエットが美しい…

村へと続く道。いつものお散歩コースです。道端で実っているヘーゼルナッツやりんご、くるみを口に入れながら歩くのも楽しい♪

実はこの村、一軒もお店がなくて、買い物は基本的に1週間に一度隣町の大型スーパーに行くのみ。コンビニに慣れた私ははじめ不便だと感じていましたが…実際に住んでみると、そうでもないなと思うようになりました。

ここまで何もない環境にしばらくいると、自分が普段どれだけコマーシャリズムに浸かっているかを自覚するのです。生きるために必要なものは、そんなに多くはないのだということを感じるようになりました。

よく「向こうでは何をして過ごしているの?」と尋ねられるので(笑)あちらに着いたらフランスの田舎の普段の暮らしを少しずつ、お伝えしていきますね。

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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